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営業キライな個人事業主こそHPでデキるスーパー営業マンをつくろう!

個人事業主はホームページを持つべきかどうか

個人事業を選択した方は、自分のやりたいことがあってそれを事業にするために独立した方が多いと思います。

ですが現実では一番大事な業務は営業です。
大体の方は営業職をやりたくて個人事業主になったワケではないですよね?
(一部営業職のフリーランスの方もいらっしゃいますが、それはそれとて)

営業は好きですか?自社サイトは24時間フル稼働営業マン

ホームページは正しく運用すると24時間休み無く働き続けて集客をかけまくってくれる有能な営業マンになってくれます。

ですのでホームページを持つことは現代ビジネスの必須条件かつビジネスの第一歩となります。

ではホームページをつくろう!と思った場合、主に汎用サービス(既存のブログやホームページ自作サービス)を使うか、それともイチから作ってもらう(制作会社に依頼)か、判断が難しいところです。
その違いをメリット・デメリットから解説します。

汎用サービスと自社サイトのメリット・デメリット

永遠のテーマ「汎用サービス VS 自社サイト」

自社サイトを持つ場合、汎用サービス自社サイトの制作と二択になります。

一番の違いは営業マンを外注するか、自社雇用するか、になります。

外注した場合
メリット:
優秀な営業マンのケース多し。
デメリット:
ある一定水準以上の働きはしてくれますが、外注先のルールによって右往左往するケースあり。
自社雇用の場合
デメリット:
営業能力はマチマチ
メリット:
自社のルールに則った営業をしてくれるのでコントロールがしやすく効率がよい。

となります。

一番の理想パターンは自社営業+優秀な営業マンです。

なので自社サイトを作る & 最強の営業マンに育てるができれば一番理想的ですね。

汎用サービスは使うべき?

さらに、無料や格安サービスでは営業に致命的なデメリットがあります。
(利用するサービスによって該当するデメリットが変わります)

汎用サービスのデメリット
・いつまでも外注営業のまま
・要らない広告が表示される、デザインが変えられない
・トラブルなどでサービスがペナルティを食らうことも
・いきなりサービス終了になる可能性も

いつまでも外注営業のまま

サイトは更新したりページを増やしたりして良い情報を発信するとサイトのランクが上がります
そしてランクが上がると検索で上位に入りやすくなるためページを見てくれる人が増える、という仕組みがあります。

ですが汎用サービスの場合、サイトのランクはあなたのページではなく、汎用サービスのランクが上がってしまい、あなたのページ自体のランクは上がりません

これを防ぐためには独自ドメインという自分のURLを設定できるサービスにする必要があります。
大抵は有料オプションになりますが、無料のサービスもあります。

※独自ドメインのメリット・デメリットについてはこちらで詳しく解説しています

自社サイトをつくろう!

規模が大きな会社なら自社サイト制作一択ですが、個人事業主であれば規模によっては「自社サイトを作るボリュームまでは…」と思われる方も多いかと思います。

たしかに自社サイト制作は個人事業では高額に見えます。

ですが安いからといって安易に汎用サービスに行く前に、WordPressというツールを使えば安価で自社サイト構築ができるんです。

WordPressとは?

WordPressとは、ホームページのひな形のようなもので、ブログの更新機能やヘッダーフッターなどパーツの共通化機能、管理画面などダッシュボードなど、ホームページ運用や初期制作に必要な機能がはじめから揃っていて、さらに機能を追加できるプラグインなど拡張もいろいろとできる無料のツールになります。

今は全世界中のWebサイトのおよそ3分の1はWordPressでできているとのことです。(2019/3 現在)

開発費が抑えられる

WordPressの初期制作費は主に以下の費用がかかります。

  • ホームページのデザイン
  • ページ構成などのディレクション
  • 実際に組み込むコーディング
  • WordPress用のセッティング

もし、WordPressを使わずに同じだけの機能をイチから開発するとなると、数百万円規模の制作費は余裕でかかります。

それがWordPressを使用する前提なら10万円〜の金額まで抑えられます。

ホームページのボリュームによって上限はマチマチですが、通常の個人事業主用のホームページなら20万円前後あたりが相場になるかと思います。

維持費が少ない

WordPressならブログや最新情報といった、更新が出来る機能が初めから搭載されています。

なので新しい情報を提供するたびに制作会社に依頼して料金を支払って更新してもらう必要がなくなります

自分で更新できる箇所と、自分で出来ないので制作会社に修正を依頼しないといけない箇所はWordPressでもモチロンあります。

また、維持にかかる金額も、自分で運用するのであれば、レンタルサーバーのレンタル費用ドメイン費用くらいです。

レンタルサーバーは毎月の費用となり、目安としては1,000円前後のサービスが多いですね。

レンタルサーバーにはもっと安いものも高いものもありますが、WordPressで安定して運用するのであれば最低限は1,000円くらいは毎月かけましょう。
(逆にそれ以上かけても初めのうちは宝の持ち腐れになりがちなので、運用になれて、かつアクセスが安定して増えてきてから考えましょう)

ドメインは年間の費用になり、数百円〜数千円くらいのものが多いです。

ドメインの価格は高ければよいものでもないのですが、あまり変なドメインだと信頼性に疑問を持たれかねないのでよくある「.com」や「.jp」、「biz」「org」など無難なものがよいかと思います。
(あえて、狙っての奇抜なものでブランド価値を上げたい!のなら止めません)
自分で作る? or 制作会社に依頼?
自分でWordPressサイトを作る場合
WordPressは自分で導入するのも比較的簡単なため、サーバーを借りて自分でされる方も多いです。
ですが、ホームページは作ることが大事なのではなく、どんな情報をどうやって見せて伝えるのか、が一番大事になります。
なのでサイトの設計をしっかりとしたうえで作る必要があります。
Web制作会社にWordPressサイトを依頼する場合
一番ネックになるのは費用です。
依頼する会社によってもマチマチなので、まずはしっかりと見積を取ること。
それにあなたがホームページを作って載せるべき情報は何か、つまりお客さんに伝えたいことはなにか、をしっかりと軸を持つことが大事です。
大事な情報さえしっかりと載って入れば、たくさんのページは不要かもしれません。
本当に必要な費用かどうか、改めて考えておく必要があるかと思います。

運用しやすい

上記の通常の更新作業以外で、さらにしっかりとした運用を目指す場合はブログページ以外の情報の更新もかかせません。

その場合は制作会社に運用の依頼をするか、もしくは頻繁に修正をする箇所をあらかじめWordPressだけで更新できるようにカスタマイズしてもらっておく必要があります。

ただあらかじめカスタマイズしておく方法は、どういう運用をしていくかをはじめから見通しておく必要があるため、運用になれている中〜上級者向けの運用方法になります。

ですので初めのうちは制作会社に運用を依頼しながら、徐々に自分で運用できるようにカスタマイズをしていくのがベストかと思います。
(もちろん費用に余裕があれば、毎月ずっと制作会社に依頼しつづけるのもアリです)

毎月の運用をしっかりすることで、SEO(検索に優位になる)が強くなりやすくなります。

WordPressを扱える人はたくさんいる

最初に触れたように、WordPressは世界中の3分の1のサイトで導入されています。

つまり今はWordPressを扱えないWeb制作会社は食っていくのも厳しいということで、「WordPressできます!」という制作会社はあふれるほどあります。

今まではホームページは作ったところから別の会社へ切り替えるのがけっこう難しかった部分があります。
(その制作会社の独自仕様を入れたり、変なクセのある構造にされたり、などなど)

ですがWordPressの場合は管理会社を移転するリスクも軽くなります

よっぽどカスタマイズしまくっていない限り、人が作ったWordPressのホームページでも構造はだいたい分かります。(というか構造は大体同じ)

なので、「もっと安い会社を見つけた!」や「もっと凄腕の人にやってもらうことになった!」などなど、いつでも切り替えができるので、最初に作ってもらったところがイヤだった場合でも切り替えしちゃって大丈夫です。

また、WordPressは世界一普及しているWebのシステム(CMSといいます)なので、検索したらいくらでも情報は出て来ますので、本当にやる気を出したら自分で修正・管理していくことだってできます。

検索で見つけた全ての情報が正しいわけではありませんので要注意です

結論

  1. 自社サイトを作るならWordPress
  2. 何をお客さんに伝えたいのか、情報をしっかり考えよう
  3. 最初はWeb制作会社に作ってもらおう
  4. 運用になれたら自分で運用できるようになろう

個人事業主のかたのホームページの運用なら、上記がベストな回答の一つになるかと思います。